人間が私たちを捨てたんじゃない。私たちが捨てる。
ときは23世紀――西暦2200年。地球での仕事を終え、活動拠点である火星に戻ってきた私立探偵 アリーヌ 。「行方不明になっている大学生の娘を探してほしい」という男の依頼を受けて、アンドロイドの相棒 カルロス と共に捜索を開始する。調査の過程で、火星の首都ノクティスの暗部に足を踏み入れていく二人を待ち受けていたのは、腐敗した街の裏側、強大な権力を持つ企業の陰謀、そして人間とロボットが共存する社会の根幹を揺るがす事態だった。